第1回研究会 開催報告(2004年2月21日)

テーマ: 「情報教育における電子メール/グループウェアの活用とそれを実現するための環境整備」

文部科学省による「平成14年度における公立学校の情報教育の実態調査」によると、インターネットに接続している公立学校の数は、38,300校にのぼり、接続率は99.5%と報告されています。

しかし、その一方、教員にメールアドレスを付与している学校の数は17,221校(接続校の44.9%、この内すべての教員にアドレスを付与している学校の数は8,710校(接続校の22.7%))、児童生徒にメールアドレスを付与している学校の数は6,890校(接続校の18.0%、この内すべての児童生徒にアドレスを付与している学校の数は2,611校(接続校の6.8%))となっています。

電子メールの利用は、情報社会においては必須であり、情報教育においても「情報活用の実践力」「情報化社会に参画する態度」を育成していく上で重要な柱になっていくものと考えます。具体的な情報教育の中で電子メールをどのように活用していくことができるのか、また、すべての教員・児童生徒が電子メールを使える環境を作るに当たってどのような点に注意しなければならないのか、いくつかの実例をとりあげながら先行事例の経験を共有していきたいと思います。
●日 時: 2004年2月21日(土)13:30-16:00

●場 所: ペアーレ新宿 セミナールーム

●プログラム:
(※発表資料は、会員の方のみご覧いただけます。)
・開会のご挨拶/テーマの背景説明 (事務局)

発表資料(PDF)
・発表1:  「校内電子メールの導入から授業での様々な活用展開へ
〜電子メールの実習における問題点と克服のアイデア〜」

東京都立府中西高等学校  佐藤 義弘 氏

佐藤義弘先生

発表資料(PDF)

・発表2:  「すべての生徒に電子メールアドレスを!!
〜海外の学校とのメール交換から始まった電子メール環境整備〜」

埼玉県立和光国際高等学校  杉本 範雄 氏

杉本範雄先生

発表資料(PDF)
・休憩

・発表3:  「学校向けWebメールを活用した情報教育の実践
〜『スクール・メール』の特徴と導入校事例〜」

株式会社新学社 インタラクティブ事業部  池内 昭予 氏

池内昭予さん

発表資料(PDF)

・発表4:  「グループウエアを活用したコミュニケーション能力と情報活用能力の育成
〜『ES@SCHOOL』の特徴と導入校事例〜」

富士通株式会社 公共ソリューション本部
教育文化ソリューション部  荒井 健太朗 氏

荒井健太郎さん

発表資料(PDF)

・参加者自己紹介・意見交換 全体風景
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